フラワーデザイナーをめざす久美は、音楽プロデューサーをなのる宮内の愛人となり、部屋を提供される代わりに、自分の肉体を差し出すことになる。はじめて宮内が部屋を訪れる夜、それは彼がはじめて久美の体を自由にする夜でもあった。久美が花を活けるように、宮内は久美を活ける。彼の思うまま久美の体は花開きやがて……。