早朝からの撮影を一発撮りで決めた焔を、尚也は行きつけのホテルのモーニングに連れて行く。「尚さんと、オレ、他人じゃなくなりたいんだ……」。猫科のツッパリ美少年の爆弾発言? の裏に、愛情に飢えた心を読み取った尚也の胸は、複雑だった。シリーズ第6弾/ケータイ小説完全版