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2024/02/21
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シェールが起こす3つの革命

作品詳細

今年に入り、急にメディアに取り上げられることが多くなった「シェールガス」。これまで人の手の届かなかった地層から、大量の天然ガスが採掘できるようになったことから、そのインパクトは「革命」とも称されている。特に米国では、各地でシェールガスやオイルの埋蔵が確認されており、新たな金脈を求めて人が群がる“ゴールドラッシュ”の様相を呈しているだが、本当の「革命」は、そうした表層的なブームに留まらない。『シェール革命』の本質は、特に米国が天然ガスという強力な武器を手にしたことで、エネルギーをめぐる世界の地政学の構図が、あっという間に変わったことにある。ロシアは日本や中国へのアプローチを強め、中東諸国も戦略の転換を余儀なくされる。需要国の中国は自国内資源の開発に邁進し、そのほか、豪州やアジアの資源国にも様々な影響が出始めている。こうした世界規模の変化のなかで、日本はどう世界と渡り合っていくのか。特に、天然ガスの輸入は、原発が止まるなかで、値上げが続出する電気料金の問題にも直結している。シェールガスさえ手に入れば、電気料金も安くなるのか、他にどういった手立てがあるのか。本書は、シェールガスの入門書にもなるとともに、目下世界で日々動いている各国の思惑や戦略、日本国内の最前線の動きをレポートしている。*『週刊ダイヤモンド』(2013年4月13日号)の第2特集を電子化したものです。雑誌のほかのコンテンツは含まれず、特集だけを電子化したため、お求めやすい価格となっています。

出版社:ダイヤモンド社
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