数奇な運命に翻弄されながらも“青の洞門”を掘り抜いた僧侶の生涯を、鬼才・ジョージ秋山が大胆に描き上げた歴史大作。通りすがりの僧侶から「おぬしの生涯は不吉な血で染められる」と予告された少年・福原市九郎(ふくはら・いちくろう)。その後、親友から斬りつけられる夢を見た市九郎は、それが現実になった事に驚愕する。そして母親が何者かに殺される夢を見た市九郎は……!?