母子家庭で五人兄弟の長男・内海元(うつみはじめ)は、多忙な勤労高校生。成績が底辺で卒業が危うい元の家庭教師になったのは、後輩の兄・香山匠(かやまたくみ)。クールな上に完璧主義、授業は容赦なく厳しくて相性も最悪。そんな匠に反発心を煽られ、不満は募るばかり。ある日、「おまえのためだろう!」と本気で叱り飛ばされた! 一家の大黒柱のつもりが子供扱いされ、腹は立つのにその一言がなぜか嬉しくて!? 大人で厳しい家庭教師×ちょっぴり不良な高校生の年の差ラブ。