奥飛騨の戸数30戸ばかりの村、可良寿。“村でいちばんの首吊りの木”と呼ばれる栃の木で発見された手首のない死体は、失踪した息子の恋人だった。事件の真相を親子の手紙が明らかにする――。映画化された辻真先の名作が、電子書籍で鮮やかに蘇る!!