叔父のバーを手伝う大学生の昂は、黒ずくめで不思議な存在感を持つ青年に興味を惹かれ、「眠りたい」と言う青年に誘われるがまま一夜を過ごしてしまう。翌日、教授からの課題で山奥の天文台に行った昂は、そこで観測を仕切る、アウルと呼ばれる院生に出会い、それが昨夜出会った青年・佑紀だということに気づく。しかし全てに無関心な様子のアウルは、昂には目もくれず--。 ※本文にイラストは含まれていません