【対象:小学校高学年以上】◆主な内容ぼくには、5歳の誕生日の記憶がない。親に聞いても「家で寝ていた」と言うばかり。それから時はたち、中3の誕生日を迎えたとき、家に謎の手紙が届く。開けてみると、中には「誕生日おめでとう」と書かれた便箋と、ビニールに包まれた黒い砂が入っていた──。うっすらとある「遊園地に行った」という記憶。黒い砂。その二つがつながったとき、たどり着く真実とは。企業の社会的責任に切り込む衝撃作!