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宋元郷村制の研究

著者名: 柳田 節子
作品詳細

【内容紹介・目次・著者略歴】宋と元の時代(10世紀ー14世紀頃)の村落共同体の生活実態を明らかにする。「戸」「家業」「税」「職制」などを、丹念に解明する。当時の中国の村はどのように運営され、どのような生活を送っていたのか?【目次】 まえがき序にかえて第一篇 宋元王朝の郷村支配體制I 宋代郷村の戸等制はじめに一 宋以前の戸等制二 宋代戸等制の成立三 戸等の諸機能四 戸等と村落秩序おわりにII 宋代の戸等基準はじめに一 戸等基準について二 丁口基準について三 家業錢基準について四 家業錢の一形態おわりにIII 元代郷村の戸等制はじめに一 鼠尾簿の類〓について二 郷村の戸等制について三 鼠尾簿・戸等制の系譜四 税糧額基準制についておわりにIV 宋元郷村戸等制補論はじめに一 元代における戸等制の弛緩二 宋代における戸等制の弛緩傾向おわりに第二篇 戸に關する各論I 宋代郷村の下等戸についてはじめに一 郷村における下等戸の數二 下等戸の生計三 下等戸と大土地所有おわりにII 宗代郷村下等戸の生計――江南の養蠶農家經營――III 宗代郷村の客戸についてはじめに一 客戸は佃戸とは限らない二 客戸の意義三 佃戸及び雇傭人としての客戸四 有田無税戸としての客戸五 客戸と國家の賦課おわりにIV 宋代の客戸をめぐる諸問題はじめに一 再び有田無税戸について二 客戸比率の地域差と職役三 客戸は兩税を負擔したか四 佃戸と客戸籍V 宋代の丁税はじめに一 丁税概略二 地域別考察おわりにVI 宋代形勢戸の構成はじめに一 形勢戸の規定二 形勢戸の構成三 職役戸と下等農民おわりに第三篇 郷村制の展開――宋から元へ――I 郷村制の展開一 郷村制への視角二 戸等制支配の成立三 郷村制の展開四 元の職役と社制II 宋代の村あとがき索引 柳田 節子1921〜2006年。中国史学者。元学習院大学教授。東京帝国大学文学部東洋史学科卒。専門は、宋・元時代。著書に、『宋元郷村制の研究』『宋元社会経済史研究』『宋代庶民の女たち』などがある。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

出版社:講談社
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