やまだ書店からのお知らせ
2024/02/21
2月26日13時頃より15時頃までシステムメンテナンスを実施いたします。

≫詳しくはこちら

ポール・リクールの思想 意味の探索

著者名:
作品詳細

【内容紹介・目次・著者略歴】現代フランスを代表する哲学者ポール・リクールの思想の核心に迫る。〈行為し受苦する人間〉と〈意味を贈与する言葉〉をキーワードに、難解なリクール哲学の全体像を、その根本的な問題関心から描き出す試み。【目次より】凡例序論 リクールの思想の統合的理解のために(a) リクールの思想の遍歴(b) 統合的理解の試み(c) 現代思想における意義第一章 行為し受苦する人間――反省哲学と悪の問題第一節 行為する人間の自己了解第二節 悪の経験と反省哲学(a) 悪の問題――行為し受苦する人間(b) 自己の自己に対する不均衡(c) 悪の経験と言葉第三節 リクールとナベール第二章 意味を贈与する言葉――解釈学第一節 言葉の<詩的な>働き(a) 言述――出来事からの意味へ(b) テクスト――世界の開示第二節 テクストからの行為へ(a) 行為のミメーシス(b) 歴史とフィクションの交差第三節 自己の解釈学(a) 言語的想像力(b) 自己の証し第三章 <よき生>を求めて――倫理思想第一節 自己、他者、制度――リクールの倫理思想の三極第二節 『他としての自己−自身』の倫理思想第四章 <はたらき>としての存在――存在論第一節 はたらきの存在論第二節 存在論と<他>第五章 リクールの哲学とキリスト教――詩学第一節 満ち溢れの論理第二節 神の<名>の啓示あとがき註文献表索引仏文概要仏文目次杉村 靖彦1965年生まれ。哲学者。京都大学大学院文学研究科教授。京都大学文学部哲学科卒業、京都大学大学院文学研究科宗教学専攻博士課程単位取得退学。京都大学文学博士。専門は、フランス哲学、宗教哲学。著書に、『ポール・リクールの思想』Philosophie japonaise. Le neant, le monde et le corps(共編著)Mecanique et mystique. Sur le quatreeme chapitre des Deux Sources de la morale et de la religion de Bergson(共編著)『渦動する象徴――田辺哲学のダイナミズム』(共編著)など、訳書に、ドミニク フォルシェー『年表で読む 哲学・思想小事典』(共訳)ジャン グレーシュ『『存在と時間』講義』(共訳)ジャン・グロンダン『ポール・リクール』ジャン・ナベール『悪についての試論』ダニエル・エルヴュー=レジェ他編『宗教事象事典』(共編訳)などがある。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

出版社:講談社
話で読む
巻で読む