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2024/02/21
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清代モンゴルの裁判と裁判文書

著者名: 萩原 守
作品詳細

清代モンゴルにおける刑事裁判制度をモンゴル文・満洲文の裁判文書原本の調査により解明する初の実証研究。実際に起きた刑事事件とその裁判文書を細かく検討し裁判制度の基本枠組を提示した上でモンゴル独自の法から清朝制定の法への変遷を辿るとともに、チベット大活仏の領民に適用された法の実態を解明し清末における民族自治の側面を指摘、更にはモンゴルにおける文書書式の特徴と来源を、中国史上を遡り探索する。清朝の国家構造や新疆・チベットとの関係を考える上でも意義深い業績。訳註篇からは遊牧民の日常生活が手にとるように伝わり、今後の社会史研究にも寄与しよう。【目次より】凡例はじめに目次第1部 研究篇第1章 清代モンゴルにおける裁判制度研究の意義と課題第2章 刑事裁判の事例と清朝蒙古例の実効性第3章 ハルハジロムから清朝蒙古例への推移第4章 イフシャビに対する法律の適用第5章 裁判文書の書式とその来源終章 結論付章 清代内蒙古帰化城トゥメト旗の公文書について第2部 訳註篇凡例1 オンボフの事件に関する裁判文書2 ダシジドの事件に関する裁判文書3 ラマロプサンの事件に関する裁判文書4 オドセルとナワーンの事件に関する裁判文書5 ザガスター氏紹介の裁判文書主要参考文献 清代モンゴルの概略図 清代モンゴルの法律関係年表語彙索引英文目次・要約※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

出版社:講談社
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