「どうしようもないほど、あんたが好きだ……」 龍仁会組長・龍ヶ崎に求められ、姐になった真木は、紆余曲折ありながらも幸せな日々を送っていた。だが、ある日龍ヶ崎の背負う刺青を巡って事件が勃発する。守られるだけでなく、彼を守りたい。その願いも虚しく、真木は熱砂の国へ誘拐されてしまう。龍ヶ崎に愛された身体を見知らぬ男に嬲られ、生き残るためにその背に墨を入れることになった真木。生きて龍ヶ崎のもとへ――その思いを胸に激痛に耐えるが!?