著者名:
マヤ・バンクス/草鹿佐恵子 | |
幼なじみのジュールズが姿を消した。ラミレスは彼女にプロポーズしようと思っていたのに、卒業旅行でフランスへ行ったまま帰ってこなかったのだ。CIA諜報員としての能力を総動員しても、ラミレスがジュールズを見つけることはできなかった。完全に消息を絶ってしまった。しかし、失踪から三年後、ラミレスはついにジュールズの居場所をつかむことができた。けれど彼女は、彼のもとに戻ろうとはしない。それどころか、次々に居場所を変えて、逃げつづけている。この三年間、ジュールズはどこでなにをしていたのか。なぜ、ラミレスから逃げようとするのか―。
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