七瀬は、元気だけが取り柄という脳天気な高校生。ある晩、唇になまめかしい感触を感じて飛び起きると、部屋に漆黒の瞳と髪をもった男がいた。突然のことに焦る七瀬に、『おまえが誰のものか思い出させてやる』と告げた男は、蕩けるような濃密な口づけと巧みな手淫で襲いかかってきて――…。翌朝、淫猥な夢ですっかり寝不足の七瀬を起こしにきたのは、なんと昨夜の!! 当然のように兄として接してくるが、七瀬はひとりっ子のはずで!!?