七流は母の死後、形見としてロボットの響を譲り受け、一緒に暮らすことを強要される。響は人類型(男)で、人間の理想を形にした男だったが、すべてがプログラムされた言葉や行動だと思うと、七流はどうしても素直になれない。懸命に尽くす響を困らせようと七流は自分を抱けと命令する――。ハートフル・ラブストーリー。