実家が旅館を経営している志岐と、老舗の呉服屋を経営している黒田は、高校時代ライバル同士だった。父が亡くなったため志岐が地元に戻ると、黒田はアンティークの着物で事業を成功させ、地元で信頼を集める男になっていた。久しぶりに再会したけれど、高校時代、男が好きだと公言していた黒田の初恋が、自分の兄だと知ってしまった志岐は、素直に打ち解けることが出来ない。そんなある日、二人は酒に酔った弾みで寝てしまい…!?