友人の兄・史緒に憧れるあまり、故郷を出て上京し、新興の会社に入った克哉。なぜなら、そこには史緒が役員として名を連ねていて、彼と顔を合わせられるかもしれないという期待があったからだ。しかし、現実は厳しく、史緒と会えないまま日々は過ぎていくが、とある理由から、克哉と史緒は同居することになる。そして、克哉は恋心を抑えられなくなっていきー…。