作家兼自称探偵の航一の叔父に、若い女性からある青年が「弟かどうか確認して欲しい」と依頼が入る。その青年とはなんと――以前、航一が桜の木の下で出会い、心魅かれた美しい羽村京だった。叔父の元にバイトに来てもらいながら、航一は少しずつ閉ざされた京の心をほぐしてゆく。しかし、「愛がなくても寝られる」と言う京と、航一は情熱のまま体を重ね気まずい関係に……。その上叔父との間を誤解して――!?