幼い頃から義兄に犯され続け、快楽を刻み込まれてきた折原陸は、義兄の呪縛から逃れるように家を離れ、一人平穏な日々を送っていた。しかし6年後、陸の姉と義兄の二人が交通事故で亡くなり、行き場がなくなってしまった15歳の息子・亜生を陸が引き取ることになってしまう。葬式の翌日から毎夜、義兄に犯される悪夢にうなされる陸。そんなある晩、うなされ悲鳴をあげた陸を起こしに来た亜生に対し、夢うつつの中義兄と勘違いした陸は口づけをしてしまって…。