「安心しなさい。やっと本当の運命に出会える」高校生の煌は、親友に無理やり連れていたかれた占いの館で、占い師にそう言われた。信じるつもりはないが、水晶球に映った『運命の相手』は、上級生で双子の聖園朝陽・夕月のどちらか一人だと知り、二人を意識してしまう。優しくお調子者で、過剰に煌に構う朝陽と、ロコツに煌の存在を無視しようとするくせに、ギラギラした目で見つめてくる夕月。煌の本当の運命の相手は──!?