33歳の訪問看護師マイロは、ある日公園のベンチに放置されているビデオカメラとテープを発見する。テープに映っていたのは若い女性で、彼女は友人が自分のせいで亡くなったと泣き、心に刻みついた過去の悲しい出来事について告白していた。その女性と同じように誰にも言えない秘密を抱えるマイロは、勝手にテープを見た罪悪感に苦しみながらも、彼女に共感してしまう。彼女を探し出し、何か協力することはできないだろうか？　マイロは女性を探し始めるが、それがとてつもない事態に発展してしまい……。「秘密」をめぐる奇妙で愛おしい感動作！