「た、食べちゃいたい……」人妻の言葉は、甘い吐息とともに──「今までと違うことを書いて、新鮮味を出さなければ」人気官能作家・如月吾郎は焦っていた。自身の嗜好を投影した作品への疑問からついに結論を出す──妄想に頼らず実践によって何かを掴むぞ! そして、さまざまな女性相手に実体験を重ねる日々が始まったが……。官能界一の売れっ子作家による書き下ろしエンターテインメント!