夫が急逝し、若くして未亡人になってしまった祐美には、彼女の初々しさに目をつけ、執念深く接近のチャンスをうかがっている隆男という叔父がいた。一周忌の日、彼の自宅に誘い込まれ、関係を迫られるが……。若い未亡人の淡い色香と、その奥に潜むしたたかさを描いた表題作の他、さまざまな作風の作品で構成した、回春官能の傑作短編集。