本書は、女将塾の主宰者・三宅美佐子さんをはじめ、一期生の中から派遣女将第一号になった奥崎祐子さん(現在、別府鉄輪温泉<神和苑>女将)や現役塾生のインタビューを中心に構成されます。各々の本音の語りの中から、女将塾という新たな試みの可能性、職業としての女将の魅力、旅館の舞台裏、仕事をとおして見た女性の生き方といったものを多角的にとらえ、活写していきます。