小川哲矢は高校二年の妹の亜沙美を愛していた。家に二人きりのある日「今日、亜沙美のこと、愛してやる」と哲也は亜沙美に言った。セーラー服のままの亜沙美。張り詰めた白い布地にうっすらと透けて、淡いブルーのブラジャーが見えている。哲也はもう、がまんできなかった。生肌を愛撫する哲矢の手を押さえようとした亜沙美だったが……。しなやかな髪を掻き撫でながら哲也は「世界一好きだ。亜沙美」とささやいた…。兄と妹…禁断の短編6編を収録!