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2024/02/21
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ロシア文学の教室

著者名: 奈倉有里
作品詳細

「ロシア文学の教室」から小説の世界へワープ――異色の体験型・文学教室!青春小説にして異色のロシア文学入門!「この授業では、あなたという読者を主体とし、ロシア文学を素材として体験することによって、社会とは、愛とは何かを考えます」山を思わせる初老の教授が、学生たちをいっぷう変わった「体験型」の授業へといざなう。小説を読み出すと没頭して周りが見えなくなる湯浦葵(ゆうら・あおい)、中性的でミステリアス、洞察力の光る新名翠(にいな・みどり)、発言に躊躇のない天才型の入谷陸(いりや・りく)。「ユーラ、ニーナ、イリヤ」と呼ばれる三人が参加する授業で取り上げられるのは、ゴーゴリ『ネフスキイ大通り』、ドストエフスキー『白夜』、トルストイ『復活』など才能が花開いた19世紀のロシア文学だ。社会とはなにか、愛とはなにか?この戦争の時代を考えるよすがをロシア文学者・翻訳者の著者が真摯に描く「ロシア文学の教室」。【取り上げる作品】ニコライ・ゴーゴリ『ネフスキイ大通り』アレクサンドル・プーシキン『盗賊の兄弟』と抒情詩フョードル・ドストエフスキー『白夜』アレクサンドル・ゲルツェン『向こう岸から』ミハイル・レーモンルトフ『悪魔』イワン・ゴンチャロフ『オブローモフ』イワン・ツルゲーネフ『父と子』ニコライ・ネクラ―ソフ『ロシヤは誰に住みよいか』アントン・チェーホフ『初期短編集』マクシム・ゴーリキー『どん底』フセーヴォロド・ガルシン「アッタレーア・プリンケプス」レフ・トルストイ『復活』

出版社:文藝春秋
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