著者名:
平田駒 | |
文春文庫×エブリスタ第1回バディ小説大賞受賞作が電子書籍化!文春文庫が小説投稿サイト「エブリスタ」とコラボして開催した「バディ小説大賞」。「お仕事」をテーマとした第一回にはたくさんの応募が寄せられ、「BURNT OUT ROOM」が栄えある大賞を受賞した。その受賞作が電子書籍として登場する。【あらすじ】40万人の人口を誇る東京都夕暮市。棉苗上亮(わたなえじょうすけ)は夕暮消防署ではたらく現場ひとすじの消防士だ。上亮は人知れず悩んでいた。一昨日、ジャワ・ハイツ203号室で起きた火事。その現場で、要救助者を救うことができなかったことを――。上亮はその火災現場を調査する警察に呼び出され、再びジャワ・ハイツを訪れる。そこで上亮を待っていたのは、個性豊かな警察官の面々。中でも群を抜いて奇抜なのは、VRのヘッドギアをつけて捜査する男。「火事場の奇人(シャーロック)」の異名をとる天才刑事・穂村彗星だった。事故として片付けられていた火災現場を不審がる彗星は言う。「僕たちの仕事は実にシンプルだ」「この焦げ付いた空間から、真実という名のダイヤモンドを拾い上げること」熱血消防士×変人警察官!?性格も考え方も正反対のふたりは、「真実という名のダイヤモンド」を見つけ出すことができるのか?「作品としての個性があって、他作品からひとつ抜けていました。」「ミステリーとしての構成も達者」と選考委員から絶賛された、新世代のバディ小説の誕生。
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