箱館・五稜郭の戦いを指揮したフランス軍人徳川幕府に軍事顧問として雇われ、陸軍の近代化にあたっていたフランス陸軍士官、ジュール・ブリュネ。大政奉還が行われ、幕府が終焉するとともに軍事顧問団は解任されるが、幕臣・榎本武揚や新選組副長・土方歳三らとの関わりのなかで、日本人の士道(エスプリ)に心をうたれたブリュネは、母国での輝かしい未来を捨て、戊辰戦争に身を投じることを決意する。映画「ラストサムライ」主人公のモデルになったといわれる男を描いた、歴史エンターテイメント大作。