猪俣尚樹は資産家の大叔父・真之介によって秘密の高級娼館「バルバロス館」に連れて行かれる。戦後、進駐軍によって華族の邸から倒錯の牢獄へと変貌を遂げた館には、夏美と冬香という美しき令嬢奴隷が二人を待ち受けていた。淫蕩な性戯の数々に翻弄される尚樹。やがて生まれて初めて持たされた鞭によって、己に流れるサディストの血に目覚めていく。プレイは姉妹レズ、電流責め、蝋燭責めと止めどなくエスカレートして――! 鬼才・館淳一による渾身のエロス大作。