一流商社のサラリーマンだった小泉省吾は脱サラし、電話一本で開業できるデリヘル店をはじめてはみたものの、売上はサッパリ。ある日、ひょんなことから舞い込んだ客の注文がヒントになり、性の悩みを解消することを目的とした風俗店にコンセプトを変更。時には自らも同行して快楽を配達するデリヘルには、倦怠期の夫婦、セックス嫌いの若い女性、男嫌いのレズビアンなどから様々なオファーが殺到し……。