やまだ書店からのお知らせ
2024/02/21
2月26日13時頃より15時頃までシステムメンテナンスを実施いたします。

≫詳しくはこちら

武器が語る日本史

著者名: 兵頭二十八
作品詳細

歴史は戦争がつくった。――だから軍事から見れば歴史がよくわかる!中国で弓は、兵士の訓練を不要にする弩が主流であった。ところが日本では扱いの難しい大型の和弓が発達した。鏃も殺傷力を高める返しは平安末期には失われる。なぜ攻撃の道具も防御の装具も、日本独特になっていったのか?さらに疑問は続く……●なぜ日本の合戦では「投げ槍」は使われなかったのか……?●なぜ日本の「楯」はシンプルな板状なのか……?●なぜ日本の武士は顔の真正面を装甲しなかったのか……?●なぜ日本からは「銃剣」が発明されずに西欧人がさきがけたのか……?●日本の馬は、強かったのか、弱かったのか……?槍や楯の形状、騎兵の役割から火縄銃の性能、第二次世界大戦における戦車の配備展開など、運用面も含めて実証的に検証することで、日本史の隠された真実を浮き彫りにする。[本書の内容]第1章 日本軍はなぜ「投げ槍」を使わなかったのか第2章 朝鮮半島から離れたことで変容した日本の武器性能第3章 鉾と楯から見た日本の武器事情第4章 日本の騎兵はどのように戦ったのか第5章 日本の弓はいったいどれくらいの威力があったのか第6章 楯を軽視した特殊事情第7章 テレビ時代劇とはまったく違う日本の合戦第8章 なぜ大砲をうまく使いこなせなかったのか第9章 日本人はなぜ火縄銃に銃剣をつけなかったか第10章 日本陸軍はなぜ《性能が劣った戦車》にこだわり続けたのか

出版社:徳間書店
話で読む
巻で読む