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2024/02/21
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おぼれやまず

著者名: 睦月影郎
作品詳細

「もし……」新太郎は女の声で目覚めた。黒髪を乱した白衣のその女は、彼の分身にねっとりと舌を……明治四十五年、一高入学のため上京した新太郎は、情死した静香という凄艶な女の霊に男の初物を奪われた。以来、霊が乗り移ったかのように到来した女運。そんなさなか、静香が告げたのだ。明日大変なことが起こると。七月二十九日夜、御代の終わりが迫っていた……。明治官能、最終話!

出版社:徳間書店
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