「こんないいお道具を持っていながら…」と、“平成のフィクサー”箕輪伍六は、リリーのむっちりとした尻を抱えながら嘆いた。身長百六十センチのナイスバディといいちょっと小ぶりのバストといい、色爺・伍六にとって完璧な女体だったが、唯一の欠点はイカないこと。ところが、そのリリーが失踪した。どうやら殺しも絡んでいるようだ。“女飼い”こと秋島竜次の出番となったのだが…。長篇ハード・サスペンス。