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2024/02/21
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六十年目の密使

著者名: 胡桃沢耕史
作品詳細

一九八一年一月末、雪の降るモスクワ・マネジ広場で高齢な日本人が爆死した。六十年前、高村平介はモスクワ留学中に当時はまだブハーリン広場といわれたその広場で、ニーナと呼ばれていた政府高官の夫人と知り合い、愛し合う仲になっていた。密使を帯びて日本に戻る平介だが、それを知る日本官憲は執拗に彼を追っていた。一方、ニーナは不慮の死を遂げていた。ある留学生の数奇な生涯を描く長篇ロマン。

出版社:徳間書店
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