行方不明の夫・乙彦を求めてブラジルのサルバドールにやって来た羽沢英子は、唯一の手掛かりであるアボ・クワレンテという人物についての情報を得るために、聖なる父と呼ばれる男に会い、偶然、クワレンテの消息を知ったが、なぜかそれが聖なる父の激怒を買ってしまった!? ベレンに飛んだ英子は、乙彦がマットグロッソの大森林にあると伝えられる《幻の都・Z》に向ったと知って、その後を追ったのだが……。