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2024/02/21
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阿呆旅行

著者名: 江國滋 著
作品詳細

内田百間「阿房列車」にあやかって、西へ東へディスカバー・ジャパン――。行くなら冬、と思い立った網走番外地。旧正月ならぬ「旧の万博」、祭りのあとの大阪・千里。雲を見に、夕日を見に行く松江。心酔する百鬼園先生の古里、岡山・古京町……あの頃の日本が息づく大人の旅行記。雑誌連載中に急逝した内田百間への追悼文「核心」を増補。〈解説〉宮脇俊三[目次より]精進落さず――伊勢手鍋さげたり――長崎白い墓地――網走ととらく紀行――能登留学事前――祇園はずかしい旅――蒲原うわの空旅――熊本大阪さがし――大阪とにかくハワイ――ホノルル・ラナイ島牛歩随行――宇和島おばこ、恙なきや――庄内眩しかりけり――神戸三景の末路――松島わたしの城下町――松江・出雲白い飛礫の――札幌滾るまで――秋田海内旅行――鹿児島航路ああ名山――富士を見に行く旅に病んで――高山美しや毒の島――徳之島百鬼園先生町内古地図――岡山裸体写真撮影行――奥日光北海わいん唄――池田町細胞入替え旅行――ヤング京都 解説 宮脇俊三 巻末エッセイ「核心」

出版社:中央公論新社
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