著者名:
ジョン・ケリー 著/野中邦子 訳 | |
ある日、人びとは「この世の終わり」が来たことを知った――14世紀の欧州を覆い尽くした史上最悪の疫病に、あらゆる角度から迫った克明な叙事詩。目 次はじめに第一章 オイメダム――さまよう病第二章 「やつらは怪物だ、人間ではない」第三章 恐怖の跫音第四章 シチリアの秋第五章 ヴィラーニかく記せり第六章 テンプル騎士団総長の呪い第七章 新しいガレノス医学第八章 死という日常風景第九章 頭を西に、足を東に向けて第十章 ユダヤ人大虐殺第十一章 「ああ、信仰薄き者たちよ」第十二章 始まりの終わり後記 黒死病はペストではなかった?
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