著者名:
玉村豊男 著 | |
食の先覚者・薩摩鹿児島から、馬肉・昆虫食の木曽信濃、山鍋と海鍋が併存する秋田へ。風土と歴史が生み出す郷土食はどう形成され、どう変貌したのか。日本全国、見て飲んで食べ尽くして考える旅のエッセイ。『日本ふーど記』を改題し、〈改版にあたって〉を付しました。《目次》薩摩鹿児島――幸あり南方より来たる群馬下仁田――コンニャク・エネルギー不変の法則瀬戸内讃岐――パスタ文化食べ歩きリサーチ若狭近江――頽廃の美味は古きワインで北海道――国境演歌味覚変幻土佐高知――初鰹たたく気分は“いごっそう”岩手三陸――日本ホヤスピタリティー考木曾信濃――何でも食べてやろう秋田金沢日本海――山と里なべもの裏オモテ博多長崎――ちゃんぽんと唐様で書く三代目松阪熊野――ふだらく赴粥飯法エピローグ/東京――二〇〇年前のファースト・フード文庫版あとがき改版にあたって
話で読む | 巻で読む |