敗戦後の混乱期。 元華族で小説家の桐生響はある日、首輪に繋がれ性奴として生かされてきた青年・進を拾う。響は進の新たな飼い主として彼にサディスティックな「躾け」を施すが、進は反発。 しかし羞恥に満ちた歪な主従愛を身体に刻みこまれていくうち、進はいつしか響にそのすべてを委ね始める。そして主である響の心にもある想いが芽生え始めて…。 無垢と狂気の狭間で花開く、背徳のハードラブロマンス。