幸福なんて望めないと思ってた…家族を失い、天涯孤独となった千寿は祖父の知人の御曹司に見初められ、旧家へと移り住む。暗い過去を背負ったまま生きてきた彼女を優しく包む込むように愛してくれる御曹司・穂積。しかし、彼もまた、心に深い傷を負っていた……。