皇太子の事故死により、王位継承者として東宮で暮らすことになったイード。しかし、母である第二王妃譲りの白い肌・翡翠の瞳を持つイードは、砂漠の民から異色の存在とされていた。そんな彼が唯一心を許しているのは、近衛長のザファルだ。身分の差はあれど、2人は互いに愛し合っていたが…? キュンと切ない、大人のアラビアン・ロマンス!