著者名:
細野 不二彦 | |
牧場ひつじは、聖フロイト学園に通う中学1年生。大変なのんびり屋で、どこでもすぐに寝てしまう。ひつじには、なんでもできる優秀な双子の姉・うつつがいた。だが本当は、この二人はイトコ。ひつじの母は13年前に飛行機事故に遭い、奇跡的に助かったものの、それ以来意識が戻らず、ずっと入院している。ひつじはその墜落現場で生まれた子供で、事故後うつつと一緒に育てられてきたのだ。ここのところひつじは、夢の中で「バク」と名乗る奇妙な生き物に出会うようになった。中国の想像上の生物で、悪夢を食べると言い伝えられている「獏」のことなら、うつつも知っているが…。ある日、うつつが不良四人組にさらわれてしまった。ひつじは携帯のメールでSOSを受け取るが、どうにもならない睡魔に襲われ、眠り込んでしまう。その眠りの中で、またバクが現れた。バクはひつじの意識と"アクセス"し、「スリーパー」に変身。うつつを助けに向かう!!(第1話)。
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