やまだ書店からのお知らせ
2024/02/21
2月26日13時頃より15時頃までシステムメンテナンスを実施いたします。

≫詳しくはこちら

こんこんちきち

著者名: なかいま 強
作品詳細

呑太は落語でイッてしまう。その兆候が現れたのは2,3歳の頃、落語のセリフがそのときよっぽど耳に残ったらしく、それ以来、自分が落語で人を笑わせることで快感を覚えるようになったのである。そんな呑太にとって落語は大切なものであり、廃らすわけにはいかない。しかし、兄弟子の船勝が日本新人演芸コンク−ルにエントリ−されるが、若い世代の落語に対する眼差しというものはあまりにも哀れなものであった。それでも、呑太は落語を理解してもらうため(というより自分がイくため)に孤軍奮闘、「流し」の落語を始めるのである。果たしてその成果は如何に?

出版社:小学館
話で読む
巻で読む