物心ついたときから吉原の遊女だった私・おりん。他にどれだけの客と寝ようと、身も心もすべて捧げてご奉仕するのは、愛する仁吉さまだけ。「どうぞうちを楽しんで――」前から後ろから貫かれ、騎乗位で腰を振り…カラダを重ねるときは夢中だけど、離れると不安になってしまう…。身受けしてくれるという仁吉さまとの真実の恋を信じたい。だけど、私の過去を知りたいという彼は、グチきき屋の慎吾にも探りをいれだして…!? 性春を売る華やかな遊廓に、淫らな恋の駆け引きが花咲く!!