著者名:
天野瑰 | |
「一目で、僕はまた恋をした――。たった一人の男に。何度も、何度でも」奇蹟の再会を果たした特務曹長・マイヤーとローベルト中尉は、離れていた2ヵ月の空白を埋めるかのように激しく愛しあう日々が続いていた。レフトアイに抱かれてから、ローベルトは悪魔のようにマイヤーを挑発するようになっていった。再び自由を求めて始まった逃避行だったが、情事の直後に、ローベルトが暗殺集団=影(シャッテン)に裸のまま捕らえられ檻につながれてしまう。またしても引き裂かれ、ドイツに連れ戻された二人の運命は? そして、第二次世界大戦の終結――。それぞれの欲望と愛が感動のフィナーレを迎える! 禁断の長編グランドロマン『寂寞を棄て春を待ち』シリーズ全3巻、『背徳リーベの濡れるロザリオ〜秘蜜愛みだれる堕天使〜』、『恍惚リーベの肌に散る薔薇〜夢幻愛むさぼる原罪〜』に続く最終巻!
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