小説家の汐見春仁と出版社営業の中小路友彦は、幼い頃からずっと一緒に歩んできた幼馴染みで親友の間柄。しかし汐見は自分の恋心を中小路に言えず、五十年以上ずっと心の中に秘めていた。そんなある日、突然、中小路に結婚話が舞い込み、二人の関係に変化が生じ始め――!?