著者名:
渡瀬 悠宇 | |
16歳の誕生日を迎えた御景妖(みかげあや)は、双子の兄・明とともに御景家の本家へい きなり連れていかれる。親戚一同が集まる中、2人の前に置かれた小さな箱。開けてみる と、中には切り取られた手のような物が。それを見た瞬間、妖の体は怪しい光を発し、箱 を粉ーにしてしまう。一方、明は妖の隣で体中から血をふきだして倒れてしまう。だが、 周りの大人達は明を助けるどころか「死ぬのはお前だ」と言って妖を殺そうとする!! 逃げ ようとする妖は雄飛(ゆうひ)という少年に助けられ、彼のところへかくまってもらうこ とになった。そこで妖は、雄飛の姉・納涼(すずみ)から自分が「天女」の血を引く者だ と聞かされ…!? ●収録作品 妖しのセレス
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