いきつけの居酒屋で知り合った、ミキオと文。文の「部屋においでよ」の一言から文 の部屋で同棲生活が始まる。その生活を通して、お互いに相手の存在が大きくなって いく。文は、昔の彼氏が文のためにピアノという夢を捨ててしまったことから、ミキ オのカメラマンになるという夢を応援する。ミキオは、自分で納得のいく写真が撮れ ないことに悩み、写真を撮りに信州へと旅に出る。