教師をしている雨宮はある日、家の軒下で雨宿りをしている男・成瀬と出会う。雨宮は成瀬を家に招き入れたものの、自分の行動に戸惑っていた。普段ならば見ず知らずの人間を家にあげたりしない。でも、好きだったあの人にどこか似ている── 雨宮は忘れようとしていた相手の面影を成瀬に重ねていた。ひと月後、成瀬が再び雨宮の前に現れる。そして、雨宮は成瀬に家に泊めてほしいと言われて…!?