幼い牛若丸が桜吹雪のなかで出会ったのは、大天狗だった。成長し、源氏の光となった彼の側には常にその時の天狗がつき従っていた。そして彼に興味をもち、近付く陰がもうひとつ――。かの有名な武蔵坊弁慶が牛若丸に目をつけたのだった。牛若丸を巡る、超歴史スペクタクル・ラブ!